図面化ソリューションZumenka Solution

3D空間スキャンとは

三興バルブグループが提供する3D空間スキャンとは、
現場の省人・省力・省施工をコンセプトとし、最新の空間スキャン技術を活用し、「現況の図面がない」を解決するサービスです。
弊社スタッフが現場に出向き、現地調査と現況のデータを取得。
現場の仕様打合せを経て、図面CADを製作していきます。

3D空間スキャン撮影例3D SCAN

3dスキャンイメージ

弊社スタッフが現地にて撮影後、スピーディ且つ正確な現況図を3次元CADで製作致します。

3D空間スキャンのメリットMERIT

現場調査業務を大幅短縮

最新の3Dスキャン技術を搭載したLeica Geosystems(ライカジオシステムズ)製のカメラを使って、経験豊富なスタッフが現場にて測量を実施。従来の作業工数を大幅に短縮できます。
現場の仕様を確認しつつ、撮影漏れを起こさないシステムを活用してますので、安心してお任せいただけます。

図面技術者不足の課題解消

現場の測量データを元に、弊社スタッフが図面を製作していきます。撮影したデータを3次元モデルに変換しCAD図製作。
必要な配管情報を入力するだけでなく、躯体や鉄骨のCGデータも作成します。図面技術者不足や膨大な図面製作作業の問題の解決に繋げていきます。

安全管理や段取りの負担を軽減

これまでの手計測手法で必要だった、高所作業に伴う重機搬入・足場設置や作業の安全管理業務の手間を省くことができます。 

導入比較COMPARISON

実際の配管設備に対し図面化ソリューション導入前後で施工日数、施工人工を比較しました。

プラント工場配管設備

500㎡規模の某半導体工場を撮影・データ取得・図面製作。

施工日数

手計測の場合合計30日 3Dスキャンを導入した場合合計10日

施工人工

手計測の場合合計40人 3Dスキャンを導入した場合合計11人

3D空間スキャナを使った図面製作工程FLOW

現場調査

弊社スタッフが最新の3Dスキャンカメラで現地を撮影。通常1名~2名の編成で短い時間で実施。

モデリング

現地で撮影した点群データを元に、立体的なCGデータを合成していきます。必要な配管情報を入力するだけでなく、躯体や鉄骨のCGデータも作成します。

図面データ化

モデリングしたデータを3DのCAD図へと変換。現場の状況・仕様により近い精度へと仕上げていきます。Rebroのデータを元に各CADソフトに合った拡張子でお渡し致します。

工程比較COMPARED TO FLOW

3D空間スキャナーを使えば現場調査から図面製作までの作業工程の圧倒的な圧縮を実現します。

手計測の場合現調から図面データ化までの日数約30日
高所作業車足場手配、スケールによる採寸・写真撮影、手書きでラフ図作成、手戻り部分を再び採寸、CAD図面製作
手計測の場合現調から図面データ化までの日数約30日
高所作業車足場手配、スケールによる採寸・写真撮影、手書きでラフ図作成、手戻り部分を再び採寸、CAD図面製作
約70%削減 データ化までの日数の大幅な削減が可能に

ユーザーインタビューINTERVIEW

現地調査から図面化までの圧倒的なスピードを体感すると、もう従来工法に戻れません。

空調設備/給排水設備等の設計・施工会社 様

正直、メリットでしか無いと思いました。
特に時間短縮という面では一番大きなメリットではないでしょうか。
弊社も会社として3Dスキャンを2台保有しており内製化も出来るが、社内整備が出来ておらず、すぐに現調に来てもらう事ができ、現調時間や図面化までの時間も含め、あらゆる時間や手間がかからず、図面化出来るメリットも魅力的でした。
先方のお客様もこの能力に驚き、他の拠点やエリアにも展開していきたいとお声をいただきました。

工期短縮、人的コスト圧縮が可能になったことで、案件受注数の増加、売上アップに繋がりました。

空調設備/給排水設備等の設計・施工会社 様

既設の図面があったが、詳細図が正確でなく困っていたところ。三興バルブさんの図面化ソリューションは正確な図面製作が短期間で可能とのことで、他の作業に充てる時間を捻出可能な特徴に興味が湧きました。
ただ、予定された工期が非常に短く担当者の私自身も空調の機械室の改修の経験がなかったため非常に不安でした。しかし、三興バルブさんの優秀なメンバーの説明に説得力がありその不安はすぐに解消、そして工期短縮の為に加工までしてくれるとのことで、導入を決めました。
工期短縮、予算管理、人材不足と直面する大きな問題も図面化ソリューションを導入することで現在解決に大きく動いています。また、新しい工法として評価を受けたことで、役所からの評価点アップにもつながり良いことしかありません。
導入事のコスト面は気にはなりましたが、人的コストの圧縮や、工数が短くなることで、他案件の受注が可能になるため、結果売り上げのアップに繋がっています。

配管ジャーナル関連記事JOURNAL

3Dレーザースキャナーとは?その用途や3D CAD化についても解説

産業プラントをはじめ、さまざまな新築・改修の施工計画には図面が必要になります。
「既存の図面が古くてわかりにくい」
「改修を繰り返しているため正確な図面がわからない」
「現地調査をする人員や時間が足りない」
このような悩みを抱えている企業は多いのではないでしょうか。そのような場合には、3Dレーザースキャナーがおすすめです。
そこでこの記事では、3Dレーザースキャナーの概要と、図面を3D CAD化する方法について解説します。

施工方法から品質管理につながる記事まで、
配管に関する情報をお届けします。