建設業でDX（デジタルトランスフォーメーション）を促進するには、設備展示会に参加するといいでしょう。設備展示会の中には、建設業のDXに特化したソリューションが展示されるものもあります。この記事では、建設業のDXを促進する設備展示会の概要や開催される展示会を紹介します。

DXに特化した設備展示会とは

DXに特化した展示会とは、AIやIoTを活用したソリューションが展示されます。製造や建設、医療などあらゆる業界のDXを促進するため、最新の設備やデジタル技術を体感できます。建設業向けの設備展示会では、施工を管理するシステムや労務書類管理ソフトなどのデジタル技術を活用し、建設業務プロセスを効率化する展示物が集まります。

建設業のDXに関連する設備展示会

ここでは、建設業のDXに関連する設備展示会を紹介します。

1. 建設DX展（JAPAN BUILD）
2. 九州エネルギー技術革新EXPO
3. スマートグリッドEXPO

1.建設DX展（JAPAN BUILD）

建設DX展では、建設業に関わるデジタル技術を駆使した製品やサービスが一堂に集結します。ゼネコンやサブコン、建設会社などを対象として、サステナブル建材、住宅・ビル脱炭素化技術、警備ロボット、ICT建設機械、ドローン外壁診断、不動産テックなどさまざまなソリューションが展示されます。

製品について直接相談したり試したりなど、比較検討もできます。参加することによって、必要な情報を知り設備導入の判断がスムーズに行えるでしょう。

建設DX展は、住宅やビル、商業・公共施設など、あらゆる建築物を対象とした建築総合展「JAPAN BUILD－建築の先端技術展－」内で2021年から開催されています。

2.九州エネルギー技術革新EXPO

九州エネルギー技術革新EXPOは、産業の発展・イノベーションを促進するイベントです。九州インフラ技術産業エキスポや九州都市開発・建設総合展、災害リスク対策推進展、九州ホーム&ビルディング展などの複数の展示会と同時開催されます。

建設・土木を中心に、関連する商社や卸売、メーカー、小売のほか建築・不動産、製造業などさまざまな業界の来場者が訪れます。建設業でDXの促進を図るための補助機能・自動操作付きクレーンやショベルなどの建設機械のほか、ドローンや無人ロボット、IoTを活用したスマートインフラなどのソリューションが展示されます。

3.スマートグリッドEXPO

スマートグリッドEXPOは、カーボンニュートラル実現に向けた対策として、ITを活用した

VPP（仮想発電所）やDR（デマンドレスポンス）関連、エネルギーマネジメントシステム、蓄電池、EV活用などの製品や技術を展示しています。

電気関連企業やメーカーのほか、ゼネコンや住宅メーカー、ビル、工場、病院などの関係者が来場します。建設業向けには、パワーコンディショナや大型蓄電システム、直流送電技術、インバータ、系統安定化技術などの電気設備製品が出展されており、新しい設備を体感しながら学べます。

DXを促進したい建設企業は設備展示会に参加しよう

建設業向けの展示会に参加すれば、DXを促進するためのソリューションが見つかるはずです。展示会のブースでわからないことは相談し、実際に体感して製品の導入を検討しましょう。DXを円滑に進められていない建設企業は、ぜひ参加してみてください。

ただし、デジタル技術を搭載した製品を扱うのは知識や経験が必要な場合もあります。スムーズにDX化したい場合は併せて外注も検討するといいでしょう。

配管加工・施工図面の作成は三興バルブ継手株式会社にお任せください

三興バルブ継手株式会社では、現場では難しい大型配管の加工後の出荷や施工現場の3D空間スキャンを使用した現地調査代行サービスなど、建設会社や建設設備会社の省人化・省力化に役立つサービスを提供しています。配管加工サービスでは、バーリングやグルービングのほか、亜鉛のメッキ除去作業にも対応します。

また、施工図面の作成では、現地調査から図面作成までを3Dレーザースキャナーでスムーズに行います。撮影が難しい箇所も、経験豊富な技術者によるスキャンで得た点群データには漏れがなく、3Dモデリングや図面化もスムーズです。

人材不足の解消、業務の効率化のために外注を検討する場合は、ぜひご相談ください。