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吊バンドの使い方に違いはある?施工しやすい吊バンドを紹介

吊バンド 使い方 らく吊X 日栄インテック吊バンドは、天井から吊り下げる横引き配管に使用される支持金具です。吊バンドの使い方、施工方法は一般的にはどの製品でもほぼ同じです。しかし、ナットの落下や配管外れ、ナットの締め忘れなどが生じやすく、安全面を考えるとこれまでの吊バンドでは作業工程の変更や作業時間の短縮をすることが難しいという課題がありました。

この記事では、安全面を確保したうえで施工を容易にするために開発された日栄インテック社製の新しい吊バンド「らく吊X」の施工方法と、一般的な吊バンドの施工方法との比較、そして「らく吊X」を使うメリットについて紹介します。

吊バンドの施工方法

まずは、一般的な吊バンドの施工方法についてです。流れは次のとおりです。

  1. ナットを外す
  2. ナットを仮止めする
  3. 配管の支え作業
  4. 仮止めナットを外す
  5. バンドを取り付ける
  6. 電動工具でナットを締める

この施工法は、慣れた施工者でも完了までに少なくとも30秒程度かかります。

らく吊Xの施工方法

一方、日栄インテック社製の「らく吊X」の施工方法は次の通りです。

  1. バンドを外す
  2. 配管を仮置きする
  3. バンドを取り付ける
  4. 電動工具でナットを締める

状況にもよりますが、吊バンドの施工に慣れた施工者であれば10秒かからずに施工が完了します。この施工時間の違いは慣れた施工者だけでなく、吊バンド施工初心者の場合も当てはまります。

らく吊Xを使うメリット

施工時間の短縮も含め、熟練した施工者はもちろん、施工初心者にも「らく吊X」を使うメリットが4つあります。ここでは、「らく吊X」を使用するメリットについて説明します。

メリット1.ナットを外さなくてよい

「らく吊X」はナットを外さずに配管の取り付けができます。ナットを外す工程がなくなることで、施工時間を短縮できます。また、これまでは外したナットを落としてしまう可能性がありましたが、そもそもナットを外す必要がないのでナットを落とす心配もありません。

吊バンドに使用するM6というナットは直径11.5mmと非常に小さいものです。長い配管を支持するにはいくつも吊バンドを設置する必要があり、そのたびに小さいナットを取り外したり取り付けたりするのには時間がかかります。ナットが小さく、取り外す回数が多ければ、ナットを落とすリスクも高まります。

場合によっては、落としたナットが見つかるまで作業を中断しなければならないケースもあります。ナットを外さず作業ができることは作業時間の短縮に加え、ナットを落とすことがないという大きなメリットです。

メリット2.配管の仮置きが可能

「らく吊X」は支持金物である吊バンドに配管を仮置きできるため、作業をスムーズに進められます。 ただし、あくまでの仮置きのため、長時間その場を離れるようなことはせず、必ずナットを締めて固定してください。

メリット3.配管の位置調整が容易

「らく吊X」はナットを締めていない状態でも配管を動かすことができるため、配管の位置調整が楽にできます。例えば、位置を合わせるのが難しい場所の場合、吊バンドに配管を仮置きしてから位置を調整できます。

メリット4.ナットの締め忘れを目視で確認できる

「らく吊X」はタンバックルの隙間にパッキンがあり、ナットが締まるとパッキンがつぶれます。そのため、ナットが締まっているかどうかを目視で確認できます。ナットの締め忘れがないかの確認が容易にできるため、安全管理の面でも心強いといえます。

初心者でも施工しやすい「らく吊X」を使おう

「らく吊X」は、施工時間が短縮できる、ナットを外さずに施工ができる、配管の仮置きができる、ナットの締め忘れの確認がしやすいなど、吊バンド施工者にとっていくつものメリットがあります。

より安心・安全かつスピーディに作業を行うために、「らく吊X」を選びましょう。

三興バルブ継手株式会社は日栄インテックの一次代理店として製品を取り扱いさせていただいてます。

「らく吊X」も在庫としてお取り扱いさせて頂いてますので、お気軽にお問合せください。

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