プレハブ加工の施工図面の作成時に設備図面がない場合は?Q&Aも
工事の前に樹脂配管をユニット化することを樹脂プレハブ加工といいます。
人的リソースが足りない、加工するスペースを現場で確保できない現場の課題を解決し、作業を効率化できる加工方法です。
樹脂プレハブ加工時は、工場に加工内容を説明・指示するための加工図面作成の基となる施工図面が必要になります。
この記事では、樹脂プレハブ加工の依頼時に施工、施工図面が重要な理由など、発注時の注意点を紹介します。
樹脂プレハブ加工で施工図面が重要な理由
樹脂プレハブ加工において、施工図面は配管の加工および施工に関わる技術者全員のスムーズな情報共有を図るために必要となるものです。
工場でプレハブ加工を行う際、施工図面から起こした加工図面に従ってユニット化します。加工図面には樹脂プレハブ配管に表示する部材番号や系統名を記し、加工後にブロックごとに梱包して現場に発送します。
樹脂プレハブ加工の依頼時によくある質問|Q&A
ここでは、樹脂プレハブ加工の依頼時によくある質問(Q&A)を紹介します。
- 施工図面・加工図面の作成に対応するCADの種類は?
- 樹脂プレハブ加工の納品は最短何日?
- 樹脂プレハブ加工で施工図面を作成するには何が必要?
- 樹脂プレハブ加工に対応できる配管の種類は?
- 樹脂プレハブ加工の対応エリアは?
- 樹脂プレハブ加工品は1つからでも依頼できる?
- 工場見学は行っていますか?
施工図面・加工図面の作成に対応するCADの種類は?
三興バルブ継手株式会社では「Rebro」を使用しており、現場からの「JW CAD」や「DXF」の図面、あるいは「t-fas」などと互換性を持てるifc拡張子とも連携できます。
樹脂プレハブ加工の納品は最短何日?
基本的には施工図面を貰ってからおよそ1ヶ月後に納品します。配管の仕様や規格、数量によって納期は異なるため、ご相談ください。短納期、または優先して納品してほしい部材があれば柔軟に対応できます。
樹脂プレハブ加工で加工図面を作成するには何が必要?
施工図面とともに給水立ち上げ位置や高さ、配管のサイズがある程度把握できる情報が必要です。
より正確な加工図面を作成するためには配管の寸法や仕様など詳細情報も必要ですが、早期納品を希望するなら、1日でも早く施工図面をもらう方が結果として早く納品できます。
配管の納まりが厳しい箇所の場合は施工図面のほか、施工対象の断面図や器具承認図があると加工図面の作成がスムーズです。
樹脂プレハブ加工に対応できる配管の種類は?
ポリエチレン管・ポリブテン管に対応できます。
樹脂プレハブ加工の対応エリアは?
九州圏内から日本全国に商品を発送しています。※離島などの場合は別途打ち合わせが必要
工場見学は行っていますか?
工場見学は随時受け付けしています。ぜひ、生産体制を見てプレハブ加工を体感してみてください。
樹脂プレハブ加工を外注し業務を効率化しよう
効率よく配管を施工したい場合は、ぜひ樹脂プレハブ加工をご検討ください。
三興バルブ継手株式会社では、配管設備資材の販売・納品だけでなく、「配管加工」のサービスも展開しています。プレハブ加工では、架橋ポリ工チエレン管の電気融着・ワンタッチ、ポリブデン管のワンタッチが可能です。経験豊富なスタッフによる円滑な現場作りのサポートが必要な方は、お気軽にお問い合せください。