住宅で人気のLIXIL（INAX）便座とは？機能と選び方を紹介

改めて聞きたい配管基礎知識

2021/09/03

住宅設備の改修で、要望の多いのが便座の取り替えです。便器やタンクなど便器全体を改修するより比較的安価に抑えられますし、便座の取り替えだけでも機能面の向上が期待できます。

便座といっても形状や機能などは様々あり、使う人のニーズに合った便座を選ぶことが満足のいく工事に繋がります。そのためには、事前にどういった便座が人気なのか、トレンドの便座の傾向性をつかんでおくことが大切です。

ここでは便座の機能や選び方、住宅のトイレ改修で人気の高いLIXIL（INAX）便座について、掘り下げてご紹介します。

便座の選び方にもコツがある

便座を選ぶ際は、どんな「機能」が必要かを事前に確認します。

機能面では、暖房付や温水洗浄付のものがあります。暖房などの機能のついていない普通タイプもあります。

温水洗浄便座の場合は、便器本体により取り付けられない場合もあります。

便座に保温機能が付いている「暖房付」は、冬季でも温かく座れて快適です。保温だけではなくタイマー機能としても使える節電モードや温度調節などの機能が付いたものもあります。

温水洗浄機能が付いた「温水洗浄付」は、ノズル洗浄や消臭機能など多機能のものも多くあります。どういった機能が希望か細かく確認しておくと選択がしやすいでしょう。

これらの機能が付いていない普通便座は、何の機能も付属されていないため安価なものが多いです。

温水洗浄便座を選ぶ場合は、「便器のタイプ」に注意します。トイレの角に三角形の貯水タンクが設置されている場合は、希望の便座が取り付けられるかメーカーに確認が必要です。

また、リモコンは壁などに設置するタイプ、便座にリモコンが一体となっているものがあります。

温水の作り方には、タンク内の水を電気でお湯を作る貯湯式と、セラミックヒーターで瞬間的にお湯を作る連続出湯式とがあります。

洋風便器にはエロンゲートサイズという大きいサイズと、レギュラーサイズ（普通のタイプ）があります。大きさが異なると、設置できる便座も異なる場合もありますが、兼用できる便座も多くなってきました。

基本的に便座はサイズが共通になっているものが多いため、他社の便器でも設置することが可能です。

住宅で選ばれる便座の傾向として、機能性の高いものが多くなっているようです。なかでも多機能で人気の便座には、LIXIL（INAX)製品があります。LIXIL（INAX)便座の主な機能について紹介します。

LIXIL（INAX)便座のシャワートイレシートタイプには大きく4つの特長があります。

便座が真上に上がるので奥まで拭きとることができ掃除がしやすいタイプのものや、機能面では、女性にうれしいビデがおしり用とは別に装備されているので衛生面でも安心です。さらにグレード版の便座ではイオンの働きにより、トイレをまるごと除菌することができます。以下に主な機能を紹介します。

便器に近づくと、センサーにより便座が自動的にオープン。離れると閉じます。

手が届きやすい位置に設置でき、好きな機能を自由に操作することができます。

たっぷりのお湯でおしりを洗浄できます。お湯の強弱もリモコンで自由に選べます。

便器内に気流を発生・循環させ、すみずみまで脱臭。次に使う人への配慮も充分です。

便座にはサイズの大小や形状などさまざまあります。便座を選ぶ際は、機能など顧客のニーズはもちろん、設置先の便器サイズに合ったものを選ぶことが重要です。

機能が充実し、人気が高いLIXIL（INAX)製品。機能や設置方法など詳しくは、LIXIL（INAX)製品の代理店であり、商品の網羅性が高く、安定供給に強みを持つ三興バルブ継手(株)におまかせください。知識豊富なスタッフが丁寧にご案内いたします。