狭小スペーストイレの改修はLIXIL(INAX)がおすすめ!その理由とは
オフィスビルやテナントビルのトイレは多くの人が利用します。老朽化や耐震対応などで改修が検討されているビルも存在します。
トイレ改修を行う場合にポイントとなるのが、現状のスペースにどれだけの改善ができるか、ということです。ここでは、ビル内のトイレを快適にする改修方法についてご紹介します。
オフィスビル・テナントのトイレの実情
建物の老朽化や耐震性向上のための改修が増えていますが、同時にトイレの改修に着手するケースも多くなっています。
LIXILが2017年に実施した「オフィストイレの意識調査」によると、77%のオフィスワーカーがトイレを仕事のモチベーションに影響する場所として挙げており、充実したトイレが仕事の効率に影響することがわかります。
特に女性の約半数が、トイレをリフレッシュやコミュニケーションの場として利用しており、オフィスビルやテナントのトイレ環境の重要性が伺えます。
この調査から、オフィスビル・テナントビルに勤める多くの人が、生理上のためだけではなく、トイレで気持ちを切り替えたり、リフレッシュしたりするためにも利用していることがわかります。
社員のモチベーションを上げることは企業の経済活動にも影響するため、トイレの改修を行う企業が増えています。
どういうトイレが求められるか
オフィス・テナントビルのトイレを改修するにあたり、依頼主からどのような内容が求められるか、紹介します。
洗面スペースをリフレッシュ空間へ
洗面スペースは、化粧直しやランチ後の歯磨きをするために使います。トイレという空間全体の中では、特に多く時間を使うスペースであると言えるでしょう。そのため、洗面スペースをリフレッシュし、快適な空間へ変えるといいでしょう。
清潔感のある色・デザインを
化粧直しや身だしなみを整えるなど、洗面・手洗い場の使用感やデザインの良さがモチベーションアップに繋がります。従業員のやる気を出したり、気持ちの落ち着きを取り戻したりできるような清潔感のある色やデザインを選んで改修することが大切です。
個室空間を大切に
プライベート空間である個室の改修も重要です。LGBTQやジェンダーを考えて、個室を配置することも大切です。男性用小便器がプライベート空間のひとつであると配慮し、隣にいる人を気にすることなく用を足せるように間仕切りを設置するなど、工夫するといいでしょう。
清掃のしやすい素材選び
トイレの床や洗面台は汚れやすいです。そのため、清掃がしやすく汚れが落ちやすい素材を選びます。清掃のしやすさは、清掃にかかる時間やコストが改善される可能性があります。
狭いスペースを最大限活用
トイレ全体の面積や空間が狭い場合は、導線を含めて抜本的にレイアウトを見直すことも重要です。狭小スペースを最大限活かした快適トイレを目指す必要があります。
狭小スペースでもこれだけできる!
オフィス・テナントビルの構造は決まっており、改修によって面積を拡張するのは難しいです。現状の個室スペースが狭い場合は、コンパクトなトイレ本体を選んで、狭小スペースをできるだけ広く使う方向性にシフトします。スペースとコストの両立も重要な課題です。
タンクレストイレで個室の狭さを解消
LIXIL(INAX)の「SATIS S」は、世界最小のタンクレストイレです。タンクがない分、空間全体を広く感じさせます。また、LIXIL(INAX)の「SATIS S」は、他のタンクレストイレと比べて奥行が5㎝短いです。その分足元がすっきりするため、個室の窮屈さを解消できます。 LIXIL(INAX)の「SATIS S」には、少ない水で汚れを一度でしっかりと流すパワーストリーム洗浄や、プラズマークラスターイオンが丸ごと消臭・除菌するため衛生面でも安心な鉢内除菌などの機能があります。清掃や使用感にも配慮した高機能な点も大きな魅力です。
洗面は連立ボウルで狭小間口を有効活用
洗面スペースは、手洗い、歯磨き、化粧直しなどに使用します。ランチタイムのように、利用する人が多い時間帯は混雑しやすいです。洗面スペースが狭いと、混雑によってさらに使いづらくなり、せっかく改修したのにストレスを感じさせる空間になってしまう可能性があります。洗面スペースに限りがありどうしても狭さを感じさせる場合、洗面ボウルが2つ並ぶ連立ボウルを選んで改修するのがおすすめです。混雑の緩和が期待できます。
LIXIL(INAX)では、「マーベリイナカウンター/シェルフ一体タイプ」や「マーベリイナカウンター/ボウル一体タイプ」などの連立ボウルを用意しています。
「マーベリイナカウンター/シェルフ一体タイプ」は、シェルフの奥行幅が広く取れるうえ手荷物が置きやすく、手洗いがしやすいのが特徴です。
間口が狭くても3連ボウルを設置したい場合には、「マーベリイナカウンター/ボウル一体タイプ」がおすすめです。設置場所の横幅が1590㎜以上あれば3連ボウルを設置できるため、限られたスペースを有効活用できます。
まとめ:狭小スペースを活かしたトイレ空間を実現しよう
オフィス・テナントビルで働く多くの人が、仕事に対するモチベーションに影響する場所としてトイレを挙げています。
トイレは、生理現象のためだけでなく、気持ちの切り替えやリフレッシュの場としても活用されています。そのため、トイレの改修は企業にとって、単なる設備の改修ではなく、設備投資とも言えそうです。
ただし、トイレスペースは決まっており、改修できる面積は限られています。狭小スペースを効率的に使って実際の面積よりも広く見せ、機能的なトイレ便座を採用し、利用する人が快適に感じるようにすることが重要です。LIXIL(INAX)のパブリックトイレは狭小スペースを活かせるラインナップが充実しておすすめです。
三興バルブ継手株式会社では、LIXIL(INAX)のパブリックトイレをはじめ、オフィスやテナントビルのトイレ改修や配管工事に関する資材を数多く扱っております。機種選定や設置についてスタッフによるアドバイスもしております。
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