配管ジャーナルPiping Journal

商品・サービス導入事例

仕様が不明な水道メーター周辺部材をスムーズに納品した事【水道メーター廻り部材納品事例】

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水道メーターは、上下水道料金を算出することを目的とした計測装置です。計量法の規定に基づき製造から8年の有効期間が定められているため、時期になれば交換が必要になります。水道メーター自体は各自治体によって定められた仕様や規則があり、選定時には注意しなければなりません。

そこでこの記事では、仕様が不明な珍しい水道メーター周辺設備の注文を受けた際、選定から納品まで正確に行った事例について紹介します。

水道メーター周辺設備の交換依頼

当社のクライアントである設備会社から、高速道路のパーキングエリアに設置する水道メーター周辺設備の納品依頼が届きました。

ところが、設備会社がその地域に設置する水道メーターの交換を受注するのは初めてのことで、自治体で定められている仕様がわかりませんでした。そのため、代わりに調べて設備一式をまとめて納品してほしいという依頼内容です。

水道メーター設備一式とはいえど、量水器ボックスや止水栓、継手など、さまざまな部品があり、尚且つそれぞれメーカーが異なるため、注文には手間がかかります。特に今回の自治体が定める仕様では、ろくろ継手というほとんど使われていない継手が指定されており、コストが高くつく、納期が長くなるなどの懸念がありました。

メーカーへの仕様の確認

あらかじめ、既設の量水器ボックスの材質やサイズ、止水栓の種類、メーカーなどの製品情報を設備会社に聞いた上で、それぞれの製品のメーカーにその自治体が採用している水道メーターの仕様を確認しました。

通常、戸建住宅やマンションで使用される水道メーターの口径は13㎜〜20㎜ですが、今回の現場では口径は40㎜と比較的大きいサイズでした。当然、水道メーターのサイズに応じた継手が必要です。

材料費の削減と納期の短縮

メーカーに確認したところ、地域の仕様に関してすぐに回答がありました。ろくろ継手に関しても事前の調査が役に立ち、結果的に他の継手を代替品として使用できることが判明しました。ろくろ継手は希少で、購入するにはコストがかかります。結果として、納品までの時間だけでなく、コストも削減できました。

資材の確かな選定と時間短縮を実現

三興バルブ継手株式会社に依頼していただければ、製品の注文や選定にかかる時間を大幅に短縮できます。

今回のように、設備会社から水道メーター周辺設備一式の納品依頼を受けた場合、定められた仕様をスピーディに調査・選定し、正確に製品を納品します。

また、当社はお客様の納期に合わせた納品に対応しております。 それぞれの資材を異なるメーカーに発注した場合、通常であれば製品がバラバラに届く可能性があります。複数の現場を抱えている場合、据付ミスにつながりかねません。

当社にご注文いただければ一括納品にも対応しているため、資材の管理が容易であり、施工時のミスを未然に防げます。

お客様の困った状況にもスピード対応

今回の事例では、設備会社とメーカーと上手く連携し、確実な製品を納品できました。

当社のクライアントである設備会社にとって、過去に経験のない地域での水道メーターの取り付けで不安を抱えていました。あまり使用されない珍しい継手を使っていたことや当社に在庫がないことから納期が先になると思っていたそうです。しかし、期日に余裕を持って納品でき「工事日に間に合って良かった」と安堵されていました。スムーズに対応できたことで、お客様からは安心感と信頼感を得られたと自負しています。

当社は常に新しいことに挑み続け、スキルと経験でお客様の現場をサポートします。 配管資材のことでお悩みであれば、ぜひご相談ご相談ください。

配管資材専門店VALVIA(バルビア)